こんにちは\( ˆoˆ )/
今日は雨の沖縄。
雨の日は、窓際で雨の音を聴きながら本を読みたくなります📖
先日、久しぶりに古本屋さんへ行ってきました。
大好きな作家さんの名前を探し、本棚を見ると…
本が無い!🥺
やっぱり人気だもんね〜。なかなか無いわよね〜。
と思っていたら、ご年配の方が同じ場所で落胆していました。
それでも手に取った本の中に素敵な一冊を見つけて購入できたので、時間を見つけては読書をしています。
今読んでいる本は、それぞれの作家さんがラブレターを書くというもの。
初恋の人や元恋人、叶わなかった恋や妻や夫へ。
ペットや親に書く人も居ました。
中でも恋人へ書いたラブレターは、こちらが恥ずかしくなるような恋文もあって。
深夜のテンションで書いただろうなぁ〜と思う文章を読むと、人間味を感じて感情移入してしまいます。
それで思い出したこと。
私も昔、それはそれは大昔、大切な人にお手紙をもらいました。
当時、寮生活をしていた学生の私は、寮の玄関入口にあるBOXに届く手紙をとても楽しみにしていました。
ドサッと置かれた手紙中から自分宛の封筒を見つけると、胸がときめいて、その場で封を開けるか、部屋に帰ってゆっくり読むか、少し悩んで歩きながら封を開けていました。
その人とどのくらい手紙をやりとりしたのかは覚えていないけれど、初めて届いた手紙だけは、寮を出る時も東京へ行った時も、沖縄に帰ってきてからも、そして今でも引っ越す度に持ってきています。
自分でも、普通の事が書かれたその手紙を なぜこんなに大切にしているのか分からないけれど、
ただ、もう二度とその人から手紙が来ることは無いから、その人の生きていた証を自分の中に残しておきたいのだと思います。
その人が書いた字、その人の名前、もう住んでいない住所。
こんなに綺麗な字なのに。
その時に流行っていた物や好きな事の話しが書いてあるのに。
もう二度と、その人がこの字を書くことはないんだと思うと、胸がきゅっとなります。
でも、確かにその人は生きていたから。
私の生きるこれからの時間と共に、この手紙を時々読み返して、心の中で話しかけたいな。
恋文でなくとも、手紙は全てその人の気持ちがこもっているから、”ラブレター”ですね。
あたなも大切にしているお手紙、ありますか?
山原麗華