本の終わりって、どうしてこんなにも悲しくなるのでしょう🥺
朝早く起きて仕事して、準備する前に本を読んで頭をリセットする。
夕方〜夜帰宅して、少しだけ本を読んでまた仕事する。
私にとって本は必需品です。
この前買った本は、大当たりでした。
たくさんの著名人がラブレターを書くという一冊。
胸がきゅっとなるような、手で心臓を鷲掴みされているような感覚になるほど苦しい手紙もあったし、なんじゃそりゃ?と独特の世界観に引き込まれるようなものも。
自分の人生を振り返る手紙もあったりして。
読み終わってしまう〜!と寂しくなりました。
以前、ラジオ番組でもお話しした事があるのですが、家で映画を観る時は(毎晩必ず映画を見てから寝ます)、エンディングだけ観ません。
思い返せば、エンディングって覚えてないことがほとんどだし、その間のストーリーしか覚えてないことのほうが方が多い。
だから、エンディングは見ずに想像するんです。
(映画監督さんごめんなさい、映画館では最後まで見てます)
人生も同じで、最後も大切かもしれないけれど、きっとその間の事を思い出して「幸せだったな〜」って思い返すんじゃないかなって。
だから毎日充実した日々を送りたいです。
さて、本のお話しからズレてしまいましたが、写真の一冊をとても大事にしています。
レッドとブルーがあって、レッドは女性作家さん、ブルーは男性作家さん。
この二冊を大事にしていたのに、東京に家があった頃、東日本大震災が起こって、そのまま東京の家に置いてきてしまいました。
その事を後悔した私は、ネットで買えばすぐに手に入るのに、わざわざ歩いて色んな書店を回ったりして。
そうしてやっと出会えました。
皆に、『ネット注文すれば?』と言われたのだけど、それをすると自分の大切にしていた気持ちとかその思い出が半減してしまう気がして嫌だったのです。(なんじゃそりゃ)
これまでに、何度もなんども読みました。
この本の主人公と自分が重なる気がして。
同じように約束したのに、その約束は果たされずじまいで。
その間に、その人は若いまま時が止まってしまって、私だけが人生を歩いています。
何の未練もないけれど。
私は今を生きているのに。
ただ、その呪縛のようになってしまった約束が果たされることは無いと分かっているから、時々思い出しては悲しくなるのです。
もう本当に何も思ってないし、この先も思うことはないけれど。
ちょっぴり本音を言えば、これは記憶の悪戯のようなもので、過去にふりまわされることをどこかで喜んでいる節があるのかもしれません。
さて、今日は歌のお仕事と生放送の間に本屋さんへ行ってきます。
今日こそは、好きな作家さんの本がありますように♡
それでは皆様、今日も素敵な一日を🌈💖
【追記】
普段は、ここで書いたような約束もその人のことも思い出すなんてこと、1ミリもありません。
ただ、今日はこの本を読んでしまったから。
ただ、それだけ。